新しいごみ処理施設の整備ビジョン及び建設候補地の抽出について
西知多医療厚生組合は、東海市と知多市が平成26年2月に締結した協定に基づき、両市の新しいごみ処理施設の建設事務を開始しています。
この度、ごみ処理基本構想の策定や焼却方式の選定を進めるにあたり、新しいごみ処理施設の目指すべき方向性を示した整備ビジョンを描くとともに、建設候補地の選定に向けた抽出条件を整理しました。
新しいごみ処理施設の整備ビジョン
循環型社会の形成の推進を目指すとともに、市民が安心して暮らすことのできるまちとするため、環境の保全に配慮し、ごみの安全・安定的な処理が可能な施設とします。
【コンセプト】
ア 長期間にわたる安全・安定的なごみ処理が可能で、経費を低減できる施設
イ 災害時にごみ処理を継続して実施できる施設
ウ ごみの焼却により発生するエネルギーを効率良く回収できる施設
エ 周辺の自然環境や生活環境に配慮した施設
オ 環境学習の場として活用できる施設
建設候補地の抽出
両市から建設候補地の抽出を行うにあたり、次の条件を整理しました。
今後、この条件に合う建設候補地を複数抽出し、両市及び組合で選定に取り組んでいきます。
【抽出条件】
ア 土地利用規制を踏まえ、建設可能な面積が確保できること。
イ 学校、病院、福祉施設、住宅地等から離れていること。
ウ 貴重な動植物等の環境保全に配慮できること。
エ 大地震等の災害への対策が可能であること。
オ 環境保全及び災害防止に関する法令等による建設への支障がないこと。