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校長談話Principal Statement

「宣誓式、そして実習開始」

5月2日に宣誓式が終わり、2年生は老年看護学実習2ということで3つの介護老人保健施設に出かけていきました。それと並行して、3年生は精神看護学実習に行きました。
いつも思うのですが、実習での学びは決して学校内で代替えできるものではなく、本当に大きな、かけがえのないものとなります。もっと、1年生の時から勉強しておけばよかったと実感する時でもあるようです。もっと知識があったら…もっと技術ができたら…と何度も思うのです。
先日、精神看護学実習が終わった3年生と話す機会がありました。彼らは、実習で自分たちが成長したことを実感していました。それは、おそらく、対象となる人をどう捉え、どう関わるのかという点において、自分たちの見方、考え方がいかに一方向的で狭いものであったのかということに気付いたからだと思います。自分たちが、対象となる人の感じていること、考えていることを「こうに違いない」と決めつけてしまっていること、そしてその考えのもとに言葉が出なくなってしまったり、出た言葉が的外れで相手を怒らせてしまったりしたこと…そんなひとつひとつの経験が、彼らを成長させたのだと思います。人は、それぞれ、いろいろなものの見方、考え方をするものです。そんなこと当たり前…と思いながらも、日々のコミュニケーションの中で、実は多くの思い込みがあるのです。その思い込みに気づき、その上で相手と関わりたいという気持ちを持って、自分が感じていることを言葉にすることの大切さも実感したようです。
このような実習での経験を「学び」にしていくためには、その経験に意味づけすることが必要で、そこに私達教員が関われたら…と思います。「どんな経験も決して無駄にはならない、無駄にしない」、そのために私達教員も感性を磨き、学生とともに成長したいと思います。


              平成29年6月 公立西知多看護専門学校
                     校長 竹内(宮原)晴子