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校長談話Principal Statement

「体制、態勢、耐性」

例年、4月の校長談話は新年度を迎えての抱負や国家試験結果、卒業生との交流などの話題が多くなっています。しかし、今年度は特筆すべき状況があります。新型コロナウィルス感染拡大による影響です。2月の看護師国家試験は何とか予定通り行われましたが、その後の卒業式や実習など実施するのかどうか、対応をどうすべきか、といったことを毎日のように検討しました。卒業式は、来賓や在校生の出席、歌や一人ひとりへの卒業証書授与をやめ、予定していた日に時間短縮して行いました。卒業生が実習や国家試験の勉強の中、一所懸命準備をしてくれていた謝恩会も中止しました。とても残念でしたが、卒業式終了後に学生たちの発案でミニ謝恩会を開催してくれました。短い時間でしたが、とても嬉しく思いました。そして、在校生は、予定していた実習などを延期し、ひと足早く春季休暇に入りました。
日々、様々な情報が入り、状況の変化も激しい毎日です。その中で、校長として、皆と話し合いながら最終判断をし、「態勢」を整えるようにしています。学生たちの貴重な時間と経験をやみくもに奪うことのないように、「どのような方法ならば可能か?」、「そもそもの目的に戻れば違う方法はないか?」など、柔軟に考えることを心がけています。この動きのひとつひとつが学校としての「体制」を見直すことにもなっていると思います。「ピンチがチャンス」とよく言われますが、まさにその通りだと考え、この際、様々な「当たり前」や「ルーティン」を見直すことが出来ればと思います。学生たちがいない時間で、長年気になりながらも取り組むことが出来なかったことにも取り組めています。
教職員全員が、同じように様々なことに取り組んでくれています。学校全体として、組織としての「ストレス耐性」があることを誇りに思っています。有事の時こそ、少し距離を置き、自分自身や組織を客観的に見つめることのできる「ゆとり」を持たなければ…と思います。なかなか、そう出来ない自分も受け入れつつ、仲間と共に日々の小さな出来事に喜びや楽しみを感じられる人でありたいと思います。
多くの方が辛い思いをされていることも現実ですので、1日も早い収束を願い、私自身も出来ることをしっかりと行い、感染予防に心がけます。



              令和2年4月 公立西知多看護専門学校
                     校長 竹内(宮原)晴子