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校長談話Principal Statement

「暑い夏と学内実習」

今年度は、異例づくめの年度となっています。例年、8月は夏季休暇となりますが、1年生の残っている授業、3年生の学内実習がずっと続いています。私たち教員は、それら授業や実習、9月からの臨地実習や授業の準備、新カリキュラムに向けての検討、高校生対象の学校PR、3年生の就職活動サポート等々、目前のことから少し先のことまで多くの課題に取り組んでおります。
新型コロナウィルスによる影響は大きく、様々な意思決定を迫られることも日常茶飯事です。意思決定が遅れたり、二転三転してしまったり、多くの反省もしました。関わっていただく講師の先生方や学生にも不安やご心配、ご迷惑をおかけしたことが何度もあったと思います。その都度、「最善を尽くす」という意識を持ち、取り組んできましたが、何がいけなかったのかを考えてみました。
まずは、情報収集の不足です。看護専門学校が様々な意思決定をする際に参考とし、指針とするのは、厚生労働省、県の医務課、文部科学省からの情報です。同じ情報が重複して届けられることもありますし、大切な情報が多くの情報の中に入り込んでいることもあります。それらを読み解き、理解し、取捨選択し、優先順位をつけて対応すべきことに対応していく。この時点で、その後の動きの是非や速さが決まります。ここは、私の仕事の重要な部分であると再認識し、今後は今まで以上に意識して取り組もうと考えています。
次に、精神的な「ゆとり」の無さです。様々な問題に対応するため、精神的な「ゆとり」が不足して、短時間で結論を出したことによる後悔もありました。大切な決定は、可能であれば1日待って最終結論を出すようにしたいと思います。走り出したら止まらない性格なので、周囲に止めてくれる人を確保しておくことも大切だと思いました。
最後に、目先のことにとらわれ、「大切にすべきこと」、「大切にしたいこと」にその都度戻ることを失念しがちであることです。周りの情報や社会の流れを掌握することも大切ですが、時には、それに逆らってでも守るべきことがあることを常に念頭に置くということです。そして、固定観念を捨て、目的を達成するための方法を考えるという柔軟性が必要だと思いました。
このような振り返りから学ぶことも多く、半年以上続く試練も学生・教職員と共に前向きに捉え、周囲の方のサポートを受けながら、これからも頑張りたいと思います。



              令和2年9月 公立西知多看護専門学校
                     校長 竹内(宮原)晴子