「かわいらしいお客様」
先日、かわいらしいお客様が来てくれました。本校の近くにあるSORA保育園のみなさんです。まず始めのお客様は0歳児クラスのみなさんでした。保育士の先生が押すベビーカーでお散歩しながら来て、広々とした体育館でのびのびと過ごしました。よちよちと歩く姿が、とてもかわいらしく、そんな姿を見た本校の学生たちの「かわいい!」の歓声にびっくりして泣き出してしまう子もいました。
次はミニ遠足として3歳児クラスのみなさんが歩いてきてくれました。学校の中を歩いて探検し、終点では、“がいこつさん(骨格人形)”がお迎えしました。ちょっと怖くて近寄れない子もいましたが、みんな興味津々で見ていました。
そして最後のお客様は4歳児クラスのみなさんです。同じように学校の中を探検しましたが、ちょうど授業中でしたので先生からの注意事項である“ありさんの声”で静かに廊下を歩くことができました。そして最後に出会った“がいこつさん”を見て、「この骨は、ここの骨?」と自分の身体を指しながら聞いてくる子もいました。
保育園との事前調整において、子どもたちが怖がるかもしれないので“がいこつさん”に洋服を着せたほうがよいかと相談しましたが、先生方からは「子どもたちに、ぜひ身体に興味を持ってもらいたいので、そのままにしましょう」とお返事をいただきました。
今回、子どもたちの興味津々の眼差しを見て、自分の身体に興味を持つよい機会になったと感じました。 かわいいお客様が帰るときには「ありがとうございました!」の元気な声が学内に響き渡りました。学生たち、そして教職員みんなが、心温まる“癒やし”をいただきました。また、来てくださいね。
令和5年12月 公立西知多看護専門学校
校長 鰐部 貴久美