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校長談話Principal Statement

「自分へのごほうびの一言」
 
 今年度も6月21日に「里帰りデー」を実施し、今春卒業した卒業生が元気に来てくれました。 まずは例年通りにカテゴリーに従って近況報告と今年は「自分へのごほうびの一言」も考えてもらいました。
 ごほうびの一言は「おつかれさま」や「がんばっているね」という言葉が多くありましたが、なかには欠勤や遅刻をしないで出勤できていることを褒める言葉も何人かいました。学生時代は、寝坊や欠席があった人も社会人として時間や体調の自己管理ができていることを嬉しく思いました。  働き始めて2か月を過ぎ、緊張した日々の中でさまざまな経験をしながらも少し慣れ、身体的にも精神的にも疲れが出てくる時期でしょう。そんな時にふと立ち止まって自分自身にごほうびの言葉をかけることは、がんばっていることや成長している事に気づき、そして自分自信を認める良い機会となったと思います。 実施後のアンケートからは、「久しぶりに同期とゆっくり話ができて、リフレッシュできた」という意見が多くありました。また、卒業生と語り合う時間を楽しみにしていた教員たちからも「元気そうな顔を見ることができて安心した」という言葉が聞かれました。  最近は、「休みが一緒になったのでランチにいくついでに…」といって学校へ遊びに来てくれる卒業生たちがいます。お母さんになって子育てと両立しながら頑張っている人や後輩を育てる立場になり、その悩み事を相談に来る人もいます。本校を卒業してからも看護師として、そして人として成長していく姿をみることができ、大変嬉しく、そして私自身元気をもらっています。今後も卒業生たちの来校を楽しみにお待ちしています。  最後になりましたが、里帰りデーに参加できるようご配慮いただいた就職先の皆様に感謝申し上げます。

令和6年7月 公立西知多看護専門学校
校長 鰐部 貴久美